小規模イタリアンでは、大型のピザ窯が必ずしも最適とは限りません。
客席数、スタッフ数、厨房面積、予定販売枚数に合った「使い切れる窯」を選ぶことが重要です。
どのようなピザを提供するかを決める
最初に、次の内容を整理します。
- ナポリ風の高温焼成ピザ
- 薄焼きピザ
- ランチ用の小さめピザ
- テイクアウトピザ
- 窯焼き料理
- デザートピザ
提供する商品によって、必要な温度や窯の構造が変わります。
高温・短時間で焼けるか
小規模店舗では、焼成時間が短いほど少人数で運営しやすくなります。
高温で短時間に焼くことで、生地表面を香ばしくしながら、内側に水分を残しやすくなります。
少人数で扱いやすいか
次の操作が簡単かを確認します。
- 点火
- 温度調整
- ピザの投入
- 焼成中の回転
- 消火
- 日常清掃
熟練者しか使えない窯では、スタッフ教育やシフト編成が難しくなります。
厨房に無理なく置けるか
本体寸法だけでなく、作業スペースを含めて検討します。
窯の近くに生地、ソース、チーズ、トッピング、ピザピール、カット台を配置できることが理想です。
ガス式・薪窯・電気式の違い
ガス式
- 高温に対応しやすい
- 火力を調整しやすい
- 温度が安定しやすい
- 薪の保管や灰処理が不要
薪窯
- 炎や窯の雰囲気が強い
- 薪の管理が必要
- 火力調整に経験が必要
- 煙突や排気条件が厳しくなりやすい
電気式
- 操作を標準化しやすい
- ガス配管が難しい物件でも検討できる
- 必要な電気容量を確認する必要がある
- 最高温度や立ち上がり時間は機種によって異なる
換気条件を確認する
ガス式を使用する場合は、厨房の換気と給気が必要です。
窯専用の煙突が不要な機種でも、厨房換気が不要になるわけではありません。
建物の構造やほかの厨房機器も含めて確認します。
1時間当たりの販売枚数に合っているか
ピーク時の注文数を想定します。
1時間に5~10枚程度の店舗と、30枚以上を連続して焼く専門店では、適した窯が異なります。
小規模イタリアンでは、1枚焼きでも短時間で回転できる窯が現実的な場合があります。
ピザ以外にも活用できるか
次のような料理に使えれば、設備の稼働率を上げられます。
- 肉料理
- 魚料理
- 焼き野菜
- グラタン
- パン
- デザート
客席から見せられるか
小規模店舗では、窯自体が店の特徴になります。
客席から見える場所に置ければ、焼いている様子や窯の雰囲気を演出できます。
ただし、厨房動線や安全性を優先します。
導入費用を回収できるか
本体価格だけでなく、次の費用を含めて考えます。
- 送料
- 搬入費
- 設置費
- ガス工事
- 換気工事
- 作業台
- ピザピール
- 食器
- メニュー開発費
1枚当たりの粗利益と予定販売枚数から、回収期間を試算します。
まとめ
小規模イタリアンには、大型窯よりも「使い切れる窯」が向いています。
高温・短時間焼成、操作性、設置スペース、換気条件、販売枚数、ピザ以外への活用を確認します。
丸越工業株式会社(能登珪藻土研究会 会員)
このピザ窯を製造販売している能登珪藻土研究会の会員です。会員のなかでも丸越工業株式会社がもっともこのDOGAMAを販売設置していますので安心して相談してください。

